てへぺろ系男子sとたまの日々

ゆる系男子達(犬)とたまのなんてことないライフログ

絶賛トレーニング

※本日のブログは大変長くなります。

 永太のトイレトレーニングを本格的にはじめて、はや二週間。成果はまあ、遅々としております。

 正直、トイレトレーニングを舐めきっていたわけですよ、私は。なんせ、奏太朗さんは、失敗したの一日だけでしたから。(我が家初日でトイレの場所がわからず&グリーンのフサフサ絨毯が草原のように思えていたしかたなくといったところか)。二日目からは、お互いのトイレの趣味がわかり、足上げokのトイレ設置やトイレシートの変更(それまで消臭重視の青を使っていましたが、奏太朗さんのお好みは清潔感あふれる純白であることが判明)など、紆余曲折はありつつもパーフェクトな日々を過ごしていたわけです。

 そして、満を持して永太さんの登場です。トイレの場所を教え、洗面所にも仮設トイレを設置し、時には一緒に長期滞在も厭わず。兄ちゃんであるところの奏太朗も非常に協力的で、弟の目の前で優等生なトイレの使い方を毎日披露してくれます。バックアップ体制は十分。あとはお前の頑張り次第だよ永太!と一ヶ月ほど頑張ってみましたが、うまくいきませんでした。惨敗です。がっくり。

 敗因はまあ、いろいろありますが、大きくはこの二つ。

問題1

永太の今までの生活パターンがわからない。

 我が家に来てからは朝晩二回のお散歩というパターンができましたが、我が家に来る前(以前の飼い主の育てかた)がわからない。「トイレはしたい時にしたい場所でする」主義の犬に育っていた模様。この主義を変えていただかなくてはならないという大仕事が待っていたわけです。

問題2

怒られるということの意味がわからない。

 声をかけられる。褒められる。こういうことが嬉しいと感じられる、まっすぐな心根を持った良い子なのです。そしてそれと変わらないくらい怒られても嬉しい。何があっても、好きな人がこっちを向いててくれるだけでたまらなく嬉しい。きっと今まで怒られたり、怖い思いをしたことがないんだろうな。それは彼にとって幸せなことだったと思うけれど、このままじゃいかん。世の中にはダメなこともたくさんあるのだよ。

 

 こういうことが、保護犬のムツカシサてやつなのでしょうか。むむむ。でも負けません。これがあるから嬉しさ愛しさもひとしおなのです。

 

改善1

トイレをサークル内に設置し、朝ごはん後はそこへ誘導。

 これを2週間ほど行って来たわけです。もちろん奏太朗 のトイレデモンストレーション付き。トイレ使えたら外に出られるよ、と身をもって教えてくれる兄ちゃん。もちろん永太もトイレが使えれば外に出られます。

 

改善2

トイレ使用後はオーバーアクションで絶賛&おやつ(&散歩)

 怒られても嬉しいなら、褒められてもっともっと嬉しい!になっていただきましょう作戦を実行中な訳です。飼い主たるもの、恥ずかしがってはいけません。できた子には恥もてらいもなく大絶賛します。そして、二人とも報酬を差し上げます。

 

 初めは怪訝そうだった永太。次第に閉じ込められ、ひとりぼっちにされることが嫌だと思うようになって来たようです。夕方までトイレを我慢されるとこちらも根負けして「ワンパク万歳、おばか上等、トイレなんか使えなくても幸せにいきていけるさ」なんて無鉄砲なことも思ってくじけそうになる日々。それでも、なんとか、時間はかかるけれどもトイレを使うようになり(でも偶然かもね)、本日、トイレ誘導後すぐに使うことができました!!

 めでたい、めでたいよ!!もうお赤飯炊いちゃおうかしら。(いや、今夜はカレーです)奇跡じゃないよね。明日もできるよね、永太?

 またひとつ、家庭犬の階段を登った永太。ありがとう。大好きだよ。これからも、あなた(兄ちゃんも)のこと絶賛していくからね。もっと喜んでもらえるよう、絶賛のバリエーション増やすし練習も怠らないからね。あなたはトイレのトレーニング。私は良い飼い主となるトレーニング、二人三脚?いや、足はもっとあるな、とにかく一緒に頑張っていきましょう。