そこ、目的地じゃないから。

　本日も首の骨の付け根あたりが痛い、たまです。

　これはあれですよ。長時間、へんな体勢で座っていたことによりひきおこされた事態なわけですから、回復するためにはじっと座っていたりしてはいけないにちがいない！　ということで、三連休中日はてへぺろ一家でドライブに。

　東名阪道から東名高速に乗って、まずは上郷SAに。ここはドッグランがあるんですよ。そんなに広くはないけれど、永太のドライブ疲れを癒すにはこういうところが一番(飼い主も油断していて写真はなし)。

　本日の第一目的地は、げんこつハンバーグの炭焼きレストラン「さわやか」。ですが時間が早すぎるため、さらに浜名湖サービスエリアに寄ってみました。

　浜名湖サービスエリアはフードがたいへん充実しているのですが、同時に散策できる芝生広場も、元々の地形を生かした急勾配で景色がたのしめるようになっていてなかなかに充実しています。ドッグランこそありませんが、ペットのゴミを捨てられるゴミ箱も多々おかれています。時間つぶしもかねて、ぐるりと散策。

　まずは上の方のエリアを嬉々とあるくてへぺろ兄弟。そしていよいよ芝生下り。

　いそいそと降りた永太＆夫さんが、心配そうにこっちを伺っています。

　えー、そうなの？別にあなた、下り坂嫌いじゃないじゃない。ちょっと植え込みの匂いを嗅いでいて、飼い主に引っ張られてへそを曲げただけでしょ。(いつものこと)。

　でも、一度こうなったらテコでも動かないのが奏太朗。しかたない。あんな下まで降り立って、その後すぐに階段を登って車に戻るだけなんだし、上の歩道を歩いて行って、最後に永太と合流すればいっか。

　そうだよ、浜名湖がよく見えるね。じゃ、上の歩道を…

　あれ、気に入っちゃって、こんどは上の歩道にも戻ってくれなくなりました。そして、そんな状況を心配そうに見つめる夫さんと永太。

　しかたない。飼い主、奏太朗をひょいと抱き上げ一番下まで。歓喜する永太をなだめ、ふたたび上に登って駐車場を目指します。

　なんか、目的地につく前から結構な運動をさせていただきましたよ、奏太朗。

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階段のスピード

　上りの階段は一段飛ばしがデフォルトの、たまです。

　普通に生活していて、階段なんて駅からホームに上がるときくらいしか使わないのだけれど、でもたまーに他人といっしょに階段を登ることもあって。そんなとき、ついうっかり一段飛ばしで上がってしまうのです。いやー、癖って恐ろしい。

　では、なぜそんな癖がついてしまったのか。それはもちろん、てへぺろ兄弟、いやペットの小型犬たちのおかげです。だって、散歩で毎日階段登ってますから。

　大型犬はどうするかわからないんですけれど、小型犬は階段をあがるときに、前足をそろえて上がるんですよね。人間に例えていうなら、跳び箱を飛ぶみたいに。跳び箱とちがうのは、一個ではおわらないところ。なので、勢いよく次々と上がっていく。以前飼っていた子も、お年寄りになっても結構な勢いで階段を上がっていました。たぶん、その方が楽なんでしょうね。でも、人間がそのスピードについていこうとすると、一段飛ばしするしか追いつけない。

　こうやって写真にするとなんかかっこいいなあ。ぴょこぴょことリズミカルに上がる姿はなかなか楽しそう。私のスピードに合わせてもらうとてへぺろ兄弟にはしんどいのだろうなあと思って、必死で負荷をかけないようついていく。なんだかんだ、私はこうやっててへぺろ兄弟に鍛えられている。

　ちなみに下りはゆっくりです。なぜなら最近の奏太朗のブームは、こんな感じだから。

　階段横の傾斜部分をそろそろ降りる。そして途中で止まり、匂いを嗅ぐ。

　我が家周辺の散歩コースには、なにかと階段が多いのです。河川敷に上がる階段、地下道への階段、国道を越える陸橋。スロープつきのところも多いのですが、本日も元気にあがるてへぺろ兄弟を見るのが楽しみです。

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ゆっくりと爆走の間

　変な体勢で、慣れない数字と向き合った二日間。首というか、背中というかが痛い、たまです。

　でも終わらせることができなかったよー。来週はこの続きをしなくては。

　さて、話は変わって。

　暖かくなったせいで、奏太朗の散歩が著しくゆっくりです。

　ご機嫌麗しい奏太朗。

　反対に永太は爆走モード。

　リードも限界までぴーんと張っちゃって。ここ数年、毎日のように一緒に散歩しているのに、散歩の趣味が全く違うてへぺろ兄弟。

　我が家では、自作の斜めがけリードを使用しています。

tamanohibig.hatenablog.com

　以前は二頭引きリードとして運用していたのですが、最近は永太を斜めがけ、奏太朗はリードを普通に手持ちしています。だって、お散歩の趣味が違いすぎて、奏太朗が気の毒すぎるから。

　そもそも奏太朗は、飼い主の少し後ろを歩きたいタイプ(おかげで散歩中のお顔の写真が撮れる)。永太はガンガン前に進みたいタイプ(背中の写真しか撮れない)。このふたりをいっしょに散歩させるためには、私がバッファーになるしかない。永太を引き止めたり他に興味を向けたりして時間を稼ぎ、奏太朗にごきげんであるいてもらえるよう努める。それが飼い主の役目となっております。

　寒いと、体を温めるためにもそそくさと歩く奏太朗。でも、暖かくなったおかげで楽しい散歩ができるんだとしたら、そんな素晴らしいことはない。ねえ、奏太朗。

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