てへぺろ系男子sとたまの日々

ゆる系男子達(犬)とたまのなんてことないライフログ

『モネ それからの100年』、そしてそれからの試練

 どうも、たまです。

 先日、『モネ 1それからの100年』展に行ってきました!!

名古屋市美術館開館30周年記念 モネ それからの100年:中日新聞(CHUNICHI Web)

 すっごいよかったです。楽しかった。もし行けるもんならもっと空いている時にもう一度行きたいくらい。

 モネの作品も想像よりたくさんあったし、現代アートもすごく面白かった。光と色彩が真剣に遊んでいて清々しかった。

 そもそも私、現代アートって苦手なんだよねって思い込んでました。日本人はモネのことみんな大好きだけど、私はそんなにでもないよって。『ルーアン大聖堂、正面口、朝の効果』とか『霧のヴェトゥイユ』と、連作ものの光が乱反射してるような絵のイメージが強くて。微妙な色使いの刷毛目が美しいとは思うけど、だからこそぼんやりしちゃってよくわかんないなぁって思ってた。本物もろくすっぽ見たことないくせに!!

 もう、ジャンピング土下座したいくらいごめんなさい。全然、ぜんっぜんちがいました。以下は私の拙い的外れな感想です。

 モネさん、水と光フェチだ。 空気や水、光みたいな、揺らぎみたいなそれぞれ単体だと絵の具で描けないようなものを絵筆で表現しようとしてる。その場の雰囲気みたいな一瞬で消え、また現れるきらめきのようなものを愛しすぎてる。海や木や睡蓮を通して複雑な揺らめきを共有しようとしている。ロンドンの霧をスクリーンに見立て、モネの「伝えたいもの」を映し出そうとしている。本物の絵を目の前にすると、見る角度や距離で全然違って見える。それは「絵を見ている」というより「景色を見ている」という感覚に近いのかもしれないな、なんて思う。モネさんは、そういう絵を描きたかったんだろうな。すごいな。ときどき、私の胸にまであなたの描いたきらめきが差し込みます。どきっとして立ち止まるとするりと逃げていく。

 

 なんて、昨日の思い出に浸ってばかりいないで、本日のメインイベントへとまいります。永太さんをお招きして、バーバーたまを開店する予定にしているのです。しかも本日のメニューはびしっとバリカンでスッキリ男前にすること。

 もしゃもしゃ永さんと藤の花。

 ということで本日のブログはここらでお開き。永太が無事に、皆様の前で散髪後の姿をご披露できるよう、こころの片隅でお祈りいただければこれ幸いでございます。それではみなさま、引き続きよいGWを。