学生時代、夏休みの宿題は夏休み前にほぼ終わらせ、残りは夏休み明けに必死でやっていた、たまです。当然夏休み中はなんにも勉強してなかった。よく親にバレなかったなあ。
さて、そんなラクするためなら(少しは事前に)頑張れる私が、初めての多頭飼い生活で一番はじめに用意したものが、これ。2頭引き用のショルダーリーダー。
まず、2頭になったとき、何が起こるかわからないからなるべく手を空けておきたかった→ショルダーリーダーなんてものが世の中にあることを知り感激。
でも、2頭をそれぞればらばらに制御できるものが欲しかった→市販のツインリードではばらばらに捌けるものが見つけられなかった。よし、じゃあつくっちゃおう!
で、つくったのがこの斜めがけできる多頭リードになります。作り方も超簡単!
材料
中型犬用リード 1本
あまり細いと肩に食い込むかなあと思って、あえてこのサイズを選びました。
カラビナ 2個
引っ張られても外れません。ただ、間違って押すと外れてしまう可能性があるのでロック付きのものなどを使うことをお勧めします。私も将来はそうしたいと思っていますが、現在は家に転がっていたものを使っています。
小型犬用リード 2本
犬の数だけご用意を。
作り方
① 中型犬用リードの持ち手部分(写真上部)と、ナスカンのリードを取り付ける部分(写真下部)にカラビナを通して、輪をつくります。これがショルダーリーダー部分。
② 小型犬用のリードの持ち手部分をふたつとも、もうひとつのカラビナに通します。
③ ②のカラビナをナスカン(通常首輪を取り付ける部分)に装着して完成。
これ、便利ですよ。特に小型犬の多頭飼いさんにはおすすめ。それぞれのナスカンがくるくる回るので、犬同士が前後してもリードが絡まったりしません。また、ショルダー部分を体に斜めがけすれば、それぞれのリードの長さも手で持つのとあまり変わらない長さになります。
①でくっつけたカラビナを外して柱を通せば、写真のように犬だけを簡単に繋いでおくこともできます。
あと、簡単に2頭をバラせるので、夫さんと合流したら一頭を持ってもらったりもできます。そのほかに、永太を満足させるためにランニングに連れ出す時も、ショルダーリーダーなら腕が振れて、(人間が)楽です。
なにより、うっかりリードから手を離してもちゃんと繋がっていられるという安心感が大きいですね。急な永太の鳩ダッシュや犬発見ダッシュも防げます。
夫さんははじめ、「リードを斜めがけするなんて、なんかヘン」と思ったらしいのですが、いざ使ってみると便利だったらしく、いまは愛用してくれています。
我が家では、100均のリード×3本+自宅になぜか余っていたカラビナ2個=300円という安価で制作しました。今の所困ったり危険に思ったことはありません。買うと結構高価なものですし、まずはお安いもので作ってみて、必要であればきちんとしたものを購入するようにしてはいかがでしょう?