てへぺろ系男子sとたまの日々

ゆる系男子達(犬)とたまのなんてことないライフログ

犯人の成長

 奏太朗の誕生日プレゼントにと買った黄色いパプリカの苗ですが、その後猛暑に負けそうになりつつも秋には復活、花も実もたくさんつけてくれました。

 ただし、ちっとも黄色くなりません。ミニパプリカだったはずなのに、大きさは普通のピーマンくらいまで育ちます。もう待ちきれないのでピーマンとして着々と晩御飯のおかずに使っている、たまです。

 苗農家さん、間違えちゃった?

 そっくりというか、そもそもミニパプリカって言ってるけど、カラーピーマンの一種みたいだしね。奏太朗、すまん。

 

 さて話題は変わって。

 久しぶりにやられました。私がお風呂に入っている間に出没する、破壊王永太さんに。

 先週「寒くなるし、ちょいと帽子でも編んでみるか」とはじめて、今週の忙しさにすっかり放置されていた編みかけのニット。その編み棒をガジガジされてしまいました。(破片はほぼほぼ集まったのでお腹に刺さることはまずないでしょう)。

 犯人は当然この方。

「誰、こういうことする悪い子は」と怒って見せたら、申し訳なさそういころりと腹を見せ、申し訳なさそうな目線を送って寄こしました。

 

 思い起こせば一年前、保護センターを経て我が家にやってきた永太。私が風呂に入ればぎゃんぎゃん吠え続け、少し静かになったと思えばゴミ箱をひっくり返し、椅子からテーブルに飛び乗って筆記用具を全て瞬殺し、夫さんのスマートウォッチやスマホの充電ケーブルを破壊しまくっていましたな、永太さん。

 破壊王の名をほしいままにしていた一年前の永太。今よりちょっぴり痩せていた永太。怒られても「会えてうれしいよ」「構ってくれてうれしいよ」「こっち向いてくれてすごいうれしい」と尻尾をブンブン振りながらむしゃぶりついてきた永太。

 その永太が、久しぶりの破壊行為。しかもちゃんと「悪いことをした」と理解しているご様子。これはすごい。すごい進歩なのではないでしょうか。

 怒ってもさっぱり理解しない永太に「一生このままなのかも」と思わなくもありませんでした。とにかく淋しがりで落ち着きがなく、自分の感情に振り回されて周りが見えなくなる。

 今でも、夢中になってしまったら周りが何も見えなく聞こえなくなってしまうみたいだし、そういう性格は一生変わらないのかもしれない。でも、1年前と比べればずいぶんと落ち着いたし、飼い主の顔もうかがえるようになってきた。

 随分と成長しましたね、永太さん。こうやって少しづつ家庭犬になっていってくれるのでしょうか。

 だがしかし!今回破壊活動を行ったという事実はかわりません。ただ、犯人は少し成長して反省するようになった。その成長をひとまず喜びたいと思います。

 

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