「ベロ藍」に出会って魅せられた浮世絵ですが、いまはもう、あの藍がなくても楽しく観られるようになりました。どうも、たまです。
ということで、先週末、名古屋市博物館の特別展「挑む 浮世絵 国芳から芳年へ」をみてきました。
この展示、名古屋市博物館が所蔵する作品の展覧会ということで、全作品写真撮影OKでした。
ということでお写真を撮っている人もたくさん。私はというと、つぎつぎと押し寄せる作品の数々に圧倒され、とても写真を撮るどころではなくなってしまい、撮影せずに会場をあとにするはめに。もっともまわりの皆さんも、会場を進むうちに撮影を忘れているご様子でしたので、全作品撮影OKといっても、さして混乱することもなく済むようです。
内容としては、一部「血みどろ絵」をあつめたコーナーがありました。もちろん苦手な人は避けて通れる通路もあり。江戸後期の血の表現、情念の表現が垣間見える展示で、大変興味深く見ることができました。
数年前、ロンドンの大英博物館で行われた「春画展」が大成功を収めたとニュースになっていましたが、このような展示方法なら日本でもその芸術性を堪能できる日がくるのではないかと、ちょっぴり期待もしてしまいました。
個人的に少し残念だったのが、国芳の「金魚づくし」が展示になかったこと。
全体においては、作品もたっぷり展示されており、お腹いっぱいの内容でした。そしてなんといっても、お客さんが多くないのでゆっくり観られる。とてもよい展覧会でした。
さて、眼福のあとは満腹を目指して栄に移動。
日本全国のクラフトビールが飲めるお店!
しかも昼間から飲める!最高!
この日、私はオラホビールと湘南ビールをチョイス。どちらもホップの効いた美味しいビールでした。
そのころ我が家では。
ああっ。はやく帰って、少し長めの夕方散歩にいたしますから。
少々、少々お待ちをっ。
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