ひさしぶりの平日を1日すごしただけで、肩甲骨がごりごりいうほどの見事な背中のコリっぷりをみせる、たまです。
さて、本日は話が長くなるので前置きはこのくらいにして。
永太さんは、おもちゃが大好きな犬です。特に好きなのは、音が鳴るぬいぐるみ。それで過去にも様々なおもちゃを献上しています。
ですが大抵のぬいぐるみは瞬殺されます。まず、笛が壊れる。そして、次にボディーに穴が開く。永太の破壊力おそるべし。
ということで、壊れないおもちゃは、もう自作するしかないだろうという結論に。で、第一弾、ぬいぐるみに無理やり鳴るおもちゃを入れてみました。
最近鳴りが悪く鳴ってきましたが、まだまだご愛用。ただし愛すれば愛するほど、ボディーはボロくなっていく。継ぎをあてたりはしているけれど、ぼろぼろで限界が見えています。
そもそも永太は、直したところをかじるのが好き。前出のオオハシだって、なんども大手術(飼い主の修繕の努力)をしているのに、直したところばっかり壊す。ま、直したところは歯ごたえが違うから楽しいとか、ちゃんと壊れていくという変化そのものが楽しいとか、いろいろ言い分はあるのでしょうが、直した本人としては、すぐに直した部分を破壊されてはやりがいがないといいますかなんというか。
そこで考えました。どんなにかじられても穴が開いても、綿が出たり笛が壊れない、縫い直さなくてもいい、そんな夢のようなぬいぐるみを作ろうと。
別に永太は、かわいいぬいぐるみが好きとか、魚の形が好きとか、そういう縛りはないわけです。だったらてきとうに私がつくってもよかろう。ということで自作してみました。
材料は、前回お魚のぬいぐるみに飲み込ませたのと同じ、100円均一で買った犬用おもちゃ。それに、細く切った古いTシャツを巻きます。
どうせ見えなくなるから、かっこ悪くてもいいんです。ただ、永太の歯がダイレクトに当たると、穴が開いてしまう恐れがあるのでそれを防ぐため。
次に、適当なサイズの袋を作って、このTシャツを巻いた犬おもちゃを詰めて、口を閉じます。あっ、途中で永太に強奪されました。慌てて取り返したものの、すでに新たな穴ができております。でも気にしない。まだまだ、この上にカバーをかけていきます。
で、このあと、さらにいらない布を使って、何重にも犬おもちゃを包んで縫い閉じていきます。その作業、繰り返すこと5回くらいかなあ。もう縫うの飽きたので、最後にいらなくなったデニムに入れて、両端をきつく結んでできあがり。
あ、もうロックオンされてる。
デニムは強いから、永太に少々噛まれたくらいでは穴があかないだろう、という私の楽観は大いに裏切られましたが、でもいいんです。遊んで穴が開いても、その下にはスエットが、その下にはチェック柄の生地が、その下にもまたその下にも、いろんな色の生地が控えているのですから。さあ、噛み破るがいい!穴があいてこそ完成する芸術作品なのだから!
あの…やっぱりお手柔らかにお願いします、永太さん。
↓いまのところ第一層(デニム生地)を食い破られたのみです。ただ、この状態がいつまで続くか。どきどきわくわくの飼い主に、応援のクリックをお願いします。