小学生のころ、どちらかというと、スクールカースト低めだった、たまです。
運動神経がいいとは言えないし、飛び抜けて頭がいいわけでも、家がお金持ちなわけでもない。ゲーム機を持っているわけでもない。それどころかテレビの視聴制限ありでみんなの話題についていけない。自然と口数の少ない地味な子供になるわけです。
さて今週も、ドッグランに行ってきたお話し。
ドッグランでの奏太朗は、意外と社交的。チワワやヨーキーみたいなちいちゃい子から、ピレニーズみたいなでっかい子まで、積極的にご挨拶に行く。嫌なことがあれば小さく威嚇してやめてもらうのも上手。
反対にますます空気読めない感をだだもれさせているのが永太。今週も、遊びたいのにうまく混ざることができずうずうず。あいかわらず、大縄跳びに入れないでいます。
ゆらゆら尻尾はふっているけれども。
そもそも永太の遊び方は、大変一方的でかなりガザツなのです。(だからもう、奏太朗は永太と遊んでくれない。)ドドドと走り回りたいし乱暴。そのうえ負けたくない。ちょっとでも負けそうならガウガウ脅す。そのくせ積極的に寄ってこられると、飼い主に助けを求めて逃げる。全くもって、相手だってどのように遊んだらいいのかわからない、困った子なのです。
我慢しきれなくなったのか、とうとうわんこさんたちに向かって、小さめの遠吠えを繰り出す。みんなびっくりしてこっちにきてくれるも、大勢きすぎてビビる永太。それを見て波のように引いていくみなさん。永太、そういうとこだよ!明るく「ありがとうみんな!僕もいっしょに遊ばせて!」とかいっちゃって、いっしょに走ってついていけば、きっと仲間にいれてくれるのに。
それ以降、わんこさんたちの輪に入ろうとしてうまく入れず、小さな遠吠えをしながら飼い主の元に戻ってくるの繰り返し。もう、だれも永太の遠吠えに反応してもくれません。小さな遠吠えをしながら駆け寄る永太は、さしずめいじめられて泣いて帰ってくるのび太くんのよう。(まったくいじめられてはいないのですが)
でも今週は、すこしだけだけれど、自分からわんこさんの方に行けたね、永太。先週から比べれば、ちょっとした進歩です。
ドッグランそのものは嫌いじゃない。帰ろうかと声をかけても名残惜しそうだし。また挑戦しましょう。
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