てへぺろ系男子sとたまの日々

ゆる系男子達(犬)とたまのなんてことないライフログ

嵯峨嵐山 福田美術館のこと

 普段飲むお茶を、黒豆麦茶に変えました。香ばしくっておいしいですね。どうも、たまです。

 

 さて、先日の美術館巡りの覚書を片付けてしまいましょう。

fukuda-art-museum.jp

 2019年10月にオープンした新しい私立の美術館です。

 ここ、すごいです。ものすごく展示物が観やすい。展示ケースの奥行きが薄く、照明の当てかた・色なども計算されていてとにかく観やすい。ガラスケースにありがちな継ぎ目や映り込みが気になることがほとんどありません。すごい。

 そして企画展はこちら。

若冲誕生 〜葛藤の向こうがわ~ | 京都・嵯峨嵐山 福田美術館 -FUKUDA ART MUSEUM-

 まず特筆すべきは、この企画展に出品された作品のうち約30点が初公開!

 若冲といえば、近年大人気の画家。なのに初公開のこの多さ。いったいどこに隠れていたものか。

 なかでも初公開の「蕪に双鶏図」。若冲30代の初期作品とのことですが、蕪の枯れかかった葉の透明感がすごいんです。

 この透明感、ネットとか写真では観られる気がしません。実際、会場で絵葉書を購入したのですが、あの鮮烈な印象が全然伝わってこないんです。ぜひぜひ、自分の目で観て欲しい。なぜだろう。私はこの蕪の葉を観て、ミュシャを思い出したりしました。

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 う、うん。それは大いにある。そもそもミュシャ展観れていないのに、思い出すもなにもない。

 でもでも、本当に素敵な作品でした。若冲が好きな方、江戸時代の美術が好きな方、そのたいろいろ、みんな観てみて。

 

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