「春永に」の意味、ご存知でしたか?
私はぜーんぜん知りませんでした。っていうか、初めて聞いた気がします。どうも、たまです。
「春永」とは日が長く感じられる春のこ、あるいはそんな日を末長くと祝う年始の言葉らしいです。で、にをつけて(はるながに)副詞的につかわれるときは、春に日が長くなったら〜つまり「いつか暇な時、またの機会に」くらいの意味らしいです。
能で使われる、別れの言葉のようです。とても、いい言葉だなあ。さすが中車さん、とても勉強になりました。ありがとうございました。
さて、話は変わって。
秋がやってきましたね。
彼岸花ももうそろそろ終わりかな。
とはいえ、まだまだ昼間は暑い。
空は秋の青だけれど、光はまだ肌を刺す。季節は急にぱっきりと変わったりしない。行きつ戻りつ、泣いたり笑ったり悔しがったりしながら少しずつ進んでいく。
毎日毎日、似たような、でも全く違う繰り返さない1日が、続いていく。そうして過ごしやすい秋がきて、やがて寒い冬が来る。
辛くてやりきれなくて、逃げた先に救われる未来はあるのだろうか。その未来に、だれかは救われるのだろうか。
たとえ救われなくても、大切な何かは救いたい気持ちがある。だから今日も、私はてへぺろ兄弟と散歩に行く。
夏の終わり秋の始まり、春永にというにはだいぶん暑く長い道程。けれどまだまだ続いていくよ、奏太朗! 永太!
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