てへぺろ系男子sとたまの日々

ゆる系男子達(犬)とたまのなんてことないライフログ

てへぺろ兄弟はいつもたいせつなことを教えてくれる

 寒さが帰ってきてしまいましたね。個人的には、もう春にきていただいても一向構わなかったのですが。どうも、たまです。

 

 さて。先日のお話。

 その日私は仕事の予定がなく、夫さんも午前は在宅勤務で昼食後に外出予定。では夫さんの外出に合わせてお散歩に出れば、昼間の気温も暖かいし、のんびり歩けててへぺろ兄弟も喜んでくれるかなと思いつく。「お散歩にいける!」と気付くとプチお祭り騒ぎになるてへぺろ兄弟を、家から外に出すのは一人より二人の方がラクだしね。

 ということで、てへぺろ一家揃ってマンションを出て交差点へ。そして散歩への期待感が高すぎるてへぺろ兄弟を私が抱き、夫さんとは道路でお別れ。チームお散歩はいつもの堤防へと階段を駆け上り、夫さんは駅への道を急ぐ。

 堤防の上を歩くこと20mほど。それまできゃっきゃと喜んで歩いていた奏太朗がぴたりと止まる。奏太朗、夫さんがいないのにやっと気づいたな。ということはいつものあれ、やっちゃうんだな。

f:id:tamanohibig:20210128122022j:plain

 奏太朗は散歩中に夫さん(or私)がいなくなる(ちょっとコンビニとかトイレとかね)と、必ずこうして座ってやってくるまで待つのです。少し先に行ってるね、とかあとで合流しようとか、そういう約束してあるのに、断固拒否の座り込み。

 

 ところがこの日は違った。さっといまきた道を駆け戻る。それを見た永太も、競うようにダッシュで戻る。えっ、新しい展開。これ、夫さんのこと探してる?!

 この後、マンション前の別れた交差点を起点に計5ルート、あちらがだめならこちらと夫さんを必死に探して走るてへぺろ兄弟。だがしかし見つけられず。(もうとっくに駅に着いて電車に乗ってると思われる。)呆然と座り込む奏太朗。結局座り込むんだ(笑)。

 仕方がなく、お二人におちついて事情説明。夫さんはお仕事に行きました。君たちとはここでバイバイしたよね? 夫さんは迷子になっていないし、キミたちが置いていっちゃったわけでもない。大丈夫。安心して散歩を続けてもいいんだよ。

f:id:tamanohibig:20210128122052j:plain

 と、説明されても納得しない奏太朗。まだ探すか、座り込みをするため、あえなくバッグにin。そして散歩続行。(途中で歩いてくれるようになりました)

 そのうち落ち着いて散歩も楽しめるようになったようです。ですが人とすれ違えば、夫さんではないかと身を乗り出して確認するてへぺろ兄弟。

f:id:tamanohibig:20210128122115j:plain

 マンションの下で夫さんと別れるなんてシチュエーション、いままでも何度も経験済みなわけで。こんなに夫さんを探して動揺するふたりを見るのははじめて。考えるに、このコロナ自粛の一年で、てへぺろ兄弟と夫さんの関係がより親密なものになったからかな。一緒にいる時間もコミュニケーションをとる機会も急増したもんね。家族として、仲間として、お二人の中の夫さんの意味が、ぐっと近しく大切になった証かもしれません。

 この一年、いろいろ大切なものを失って、これからもまだ失い続けていくんだなと、散々な気持ちでいたけれど、私たちの心がけ次第では、こうなる前の世界では手に入れられなかった何かを得ることもできるのかな。

 そうだとすれば、昨日より今日の方が、ほんの少しだけ明るい気持ちで呼吸出来る。そんな気持ちになれる。ほんの、ほんの少しだけどね。

 

↓ お散歩大好きてへぺろ兄弟に、本日も応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 犬ブログ チワワへ
ほかのチワワブログもみちゃう?→にほんブログ村