梅雨が明けてからというもの、蝉の鳴き声がぐーんと増えましたね。どうも、たまです。
名古屋市の一番フチというだけあって、都会に比べれば土の占める面積は結構あります。近隣マンションにも隣接のショッピングモールにも、木がたくさん植っているし、公立学校もある。こういう場所は、蝉が多いよね。
子どもの頃は蝉なんて全然平気だった。偶然腕に留まった蝉を「ペットみたいでかわいいでしょー」と友達に自慢したら腕を刺されて(木と間違うほど逞しい腕かと思い)傷ついて泣いたことはあるけど。
そういえば子どもの頃は羽化したてのきれいな羽の色を、自分の目で見てみたいと思ってた。(だがしかし早起きはできなかった)
でも今は、全然見たいと思わないし、できればあまりお近づきになりたくないと思う。そしてそう思う今の方がずっと、蝉は身近な生き物だったりする。
ほんと、毎日見るよ。散歩道にいるだけじゃなく、うちのベランダにもくるし。
我が家のベランダ、たぶん地上30mを軽々超えてるはずなのに、蝉が飛んでくるんです。しかも、そろそろ天寿を全うしそうな方が。で、ベランダで休憩する。そして時々めちゃめちゃでかい声で哭く。いわゆるセミファイナル、あるいは蝉爆弾ね。
で、本格的にお亡くなりになると、我が家のベランダを縦横無尽にカサカサコロコロ転げ回る。うち、いちおう角部屋なんで家中がベランダに取り囲まれていて、風通しもすこぶる良い。その風に乗って、なかなかの音を立てながら移動するので大変気になる。
しかたなく片付けようとほうきとちりとりを持ってベランダを歩くわけですが、そんな時にかぎって新たなセミファイナル状態の方がやってきており、片付けようとした私に爆弾を浴びせるわけです。
そういえば、今朝もベランダにいたな、蝉(うつ伏せだったからまだファイナルしてないと思われる)。なんとか自力で自分たちの領域に帰っておくれ。お願いだよ。
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