数日前まで半袖を着ていた(しかも薄手のを選んで!)のに、いまじゃすっかりパーカー着用の、たまです。
この変化には本当にびっくり。昨夜なんて、カレー鍋しちゃいましたもん。
いいじゃない。これから毎日やろうってわけじゃないんだし。でも、なんちゃって糖質制限でご飯(炊いたお米ね)を食べたくないらしい家族がいると、メニューを考えるのは大変なんです。その点、鍋はおいしいし野菜はいっぱい食べられるし調理方法も簡単だし洗い物も少ないし、いいことづくめなわけですよ。
さて。話は変わって。
寒いのが苦手な私ですが、寒い時期しか見られないいいものもある。
今シーズン初。てへぺろ兄弟のお膝のっけ盛り。お二人揃って、私の手のひらを舐めております。
おふたりは基本、犬猿の仲でして(いや、ふたりとも犬だけどね)、ボディーガードなしには直接面会ができないのです。柵越しとかなら大丈夫だけど。
一度病院送り(&何度も噛みつかれた)にされた奏太朗としては永太が信じられないから、来るなと威嚇する。永太は威嚇を攻撃とみなして即反撃、噛みに行く(ただしこんなことは奏太朗以外にはしないので、きっと彼の中で理由があるのでしょう。彼にとって奏太朗は近いからこそ憎いライバルなんだろうな)。噛まれた奏太朗は引き下がらず応戦、噛まれても怯まずやり返そうとする。などという、なんだか殺るかヤられるかみたいな険悪な血で血を洗う抗争が始まるので油断ならないのです。
真面目な話。おふたりにどのような過去があるか私にはわからない(元保護犬)のだけれど、「こうしなければ生きていけない」みたいな切迫した事情なんかはあっただろうし(我が家にきたころ、二人とも本当にガリガリに痩せていた)、そんな過去を思えば、私は喜んでボディーガードになるし、生きてくれて良かったと思うし、これくらいのことはしかたがないと思う。そういうのまでひっくるめて、それでもてへぺろ兄弟それぞれの今が、少しでも幸せならいいなと思う。
あれ。話が脱線しました。とにかくその仲のいいとはいえないてへぺろ兄弟ですが、ボディーガードの膝の上だけは共存できる中立地帯らしい。
奏太朗にとって、膝の上は永太に噛まれないゾーン(散歩中とドッグランの中も)という認識らしく威嚇しないし、永太も基本は奏太朗のことが好きなんだと思う。というわけで、大変貴重なツーショットが見られるわけです。ああ、眼福。
それにしてもキミたち。同じ釜の飯を食べ、同じ飼い主の手のひらを同時になめなめする仲間なんだから、家でも喧嘩せず仲良くしておくれよ。昔みたいに、きゃっきゃいいながらじゃれあうとまでいかなくても、噛み合いをしないでいるくらいはしてくれてもいいんじゃないの。ねえ。
↓ 昔のてへぺろ兄弟のツーショット写真を見て、ものすごーく懐かしくあのころはよかったと思う飼い主に、慰めのクリックをお願いします。