早朝散歩をするので、もう午前中から雨が降っても大丈夫！ どうも、たまです。
さて、本日はそんな早朝散歩のお話。
そもそも、まだ薄暗がりの中、散歩に行く理由は「永太を吠えさせない」ため。
暑さだけでいえば、6時くらいだってアスファルトが温まっていない分、夕方より涼しいくらいなんだから、なにも4時過ぎから散歩を強行する必要はないわけです。
でもね、そこはほら、「吠えるのが仕事だと思い込んでいる永太」だから。エレベーターで人に会えば吠えるし、散歩で犬とすれ違えばやっぱり吠える。(散歩中に人とすれ違うのは大丈夫。)
いろいろしつけも試してみてはいるのですが、なかなかうまくハマらなくて。改善に至っていないのです。で、エレベーターで人に会わない、散歩で犬に会わない早朝を選んでいるというわけ。
ただし、早朝といえども人や犬に会う可能性もある。だから、万が一吠えてしまっても迷惑がかからない場所を散歩したい。そう思うのが、切ない永太の飼い主心。幸いなるかな、道路をひとつ渡ると、工場が続くゾーンがありまして。そこならば民家がないので、ご迷惑をかけてしまうことはほぼないでしょう。ということで、昨日早朝はそちらに足を伸ばしてみました。
このゾーン、手前の方には特殊な大型自動車などをつくる工場がありまして。そこを抜けるとすぐ、大きなパン工場があるのです。
このパン工場が。私を苦しめるのですよ。すごくいい匂いで。
朝早く、目覚ましに叩き起こされ、空腹を抱えたまま散歩に出た私にとって、これはちょっとした拷問です。あ、ちなみに昨日はクリームパンの匂いでした。
なんともいえない明け方のきれいな空。一日で一番ひんやりとした空気。そして、朝の食卓に乗っていたらつい手を伸ばしたくなるようなパンの香り。
ああ、今日は家にパンはなかったな。お昼までに買いに行こうかな。いや、今すぐ食べたいよな。この匂いだけでご飯が一杯…いやパンが一斤…いや、パンは手元にないんだった。うおー。などとくだらない煩悶をしつつ、早朝の街をてへぺろ兄弟と歩く不審者をみたら、それは私です。そっと、みなかったふりをしていただければ幸いです。
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