昔は平気だった「虫」が、いまではちょっと怖くなっている、たまです。
我が家のベランダ、よくセミファイナル(あるいは蝉爆弾ともいうらしい)の会場になるのですよ。地上からゆうに30mは離れているのに。
もちろん近くに生えている木は普通サイズのものばかり。うちのマンションの植栽だって、高木剪定してあるしね。だから彼らの生活圏にはなりえないはずなんですよ、うちのベランダは。
それなのに! 彼らは最後の力を振り絞って?我が家までやってくる。そして、ベランダの床に降り立ち、風に吹かれ、静かに仰向けになったりする。
うちのベランダは壁と床の間に隙間がないんで、ここへやってきてしまった蝉たちが風に吹かれてどこかに飛んでいくということはほぼほぼない。住人が回収する以外に、ベランダを出ることはないのです。
この回収作業が毎年、嫌で。
子どもの頃は、平気で蝉を捕まえていた田舎っ子だったのですが、大人になった今はそれができない。生きてるのを捕まえるのも、死んでいるのを回収するも、死んでいると思っていた蝉が「まだじゃ!」と一喝鳴きするのも怖い。悲鳴をあげるほどじゃないけれど、なんとなく怖い。
そういえば奏太朗は、いままで雷を気にするタイプの犬じゃなかったと思うのだけれど、最近苦手になった様子。
昨日の雷もなんとなく不安だったようで、スリングバッグに入れるまで、おろおろと困っているようでした。
ま、大人になって苦手ができたもの同士、仲良くやっていきましょう。
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