お仕事命!ではぜんぜんない、たまです。
世の中には、お仕事大好き会社大好きという方も大勢いらっしゃって、それはとても尊く素晴らしいことだとはおもうのですけれども、どちらかというと私はそうではありません。
はたからみたら、希望の業界希望の職種に就けたように見えるでしょうし、それはそれでとてもラッキーだったと思う。だからさぞや仕事も楽しいでしょうと思われるかもしれませんが、学生時代のなーんの知識もない頃に夢見ることのできる職業の数なんてたかが知れているし、業界全体ブラック体質だし。そもそも厳密に言えば、今私がしているのはやりたかった仕事にほんの少し類似した仕事、ちょっぴりかすっている程度のことで。でも、その職業に就くための努力をちゃんとしてきたのかと言われれば、そこまで頑張れてもいないのでまあ、仕方がないのですが。
そこまで田舎ではないにしても決して都会ではない場所で生まれ、貧乏とはいえないけれど決して裕福でもなく育ち、「夢なんて叶わない・おまえらがなりたいものなんてなれるはずがない」(←これ、私が学生の頃に本当に学校の先生たちに何度も言われた)と言われ続けて大人になって。今思えば、世の中にはいろんなお仕事があって、あんなこともこんなことも目指してみたかった! もし子どものころから知っていれば、学んでみたかった! と思うことも多々あります。
とまあ、そんな感じの飼い主に比べ、(愛玩犬として可愛がられるという)仕事を楽しむてへぺろ兄弟。うん、そのお仕事、とっても大事。
だがしかし。てへぺろ兄弟には副業がある。それは、草の種を運び、離れた地で新たな命を誕生させることである。
いや、飼い主としては、そのような仕事はしてほしくない。特に永太は毛が柔らかく、一度草の種をつけるとそこに毛を巻き込んでからめとり、もうどうにも離れなくしてしまうのです。
おりしもそろそろヤブジラミ(という植物)の種が完成する季節。てへぺろ兄弟には副業禁止を申し渡してあるのですが、飼い主の目を盗んで仕事に精を出そうとするからなあ。ほんと、やめておくれよ。
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