週末、美術館をはしごしたたまです。
といっても、1日に集中してもられるのはやっぱり1館まで。なので、本日は日曜日に行った名古屋ボストン美術館の思い出を少し。
写真でお分かりのとおり、残念ながらこの展示の終了を持って閉館してしまいます。
もともとこの美術館、収蔵品はなく、また収蔵もしないという施設で、展示は全てアメリカのボストン美術館から借りるという前提で運営されていました。
訪れてみればおもしろい美術館なんですよ。いろいろ私にも思うところはありますが、リピーターと学生(中学生以下は無料!高校生も平日17:00以降は無料)には太っ腹な美術館でした。でも、名古屋のみなさんは、あまりこの太っ腹な一面をご存知ないまま閉館を迎えてしまうのかな。
昔、「名古屋飛ばし」という言葉がありまして。新幹線だけじゃなく、いいお芝居やライブ、美術展なんかも名古屋を飛ばしていってしまう。「名古屋でやってももうからない」「人が集まらない」なんていわれて。
確かにね。名古屋ではお土産は重いほうがいい。形に残らないものよりも、形の残るものの方が好まれるでしょう。トヨタが近くて景気がいいと思われがちですが、本当にそうなのかな？文化的な施設にお金が割けないのは、それだけの余裕がないという習慣とあきらめの延長じゃないのかな。なんてね。
って、愚痴はおいといて。
最終展、「ハピネス」について。幸せの形という展示のくくり、大変面白かったです。もっともっともっと見たかった。いろんな幸せを願う形がありました。そういうことを教えてくれる美術館がもうなくなってしまうのは結構不幸だなと。「ハピネス」って見るたびに複雑な気持ちになりました。
さて、気をとりなおして美術館後に訪れた私の「ハピネス」はこちら。
今年は日本酒も売られていました。私はもちろんビールで！クラフトビール最高！
そして軽く酔っ払って帰宅。
てへぺろくんたちに熱烈な歓迎をうけつつ帰宅。
きみたちもいい子でお留守番していてくれてありがとう。夕方にはゆったり散歩をして、私のハピネスな1日が終了。
ああ、いい1日でした!!
