てへぺろ系男子sとたまの日々

ゆる系男子達(犬)とたまのなんてことないライフログ

グループはじめました

 冷やし中華はじめました。じゃなくって、グループはじめました。

 奏太朗も元保護犬。でもいまは我が家に欠かせない愛しい家族です。私の知らない奏太朗の時間があって、そこでいろんな経験をしたと思うとちょっと妬けるけど、いまは幸せそうにしてくれているし、これからも一緒にいろんなことを経験していくのだから、まあ私も幸せです。

 犬との出会い方って、いろいろあるんですね。恋だって、幼馴染とはじまることもあれば、合コンで落っこっちゃうこともある。みんな、ひとそれぞれ、いぬそれぞれ。恋に貴賎はないように、出会い方だって優劣はないんだなあって、あたりまえのことを改めて教わる日々。

 奏太朗は、私にいろいろなことを教えてくれる。

※うちへ来てまだ1週間のザビエル奏太朗。いまはハゲもすっかり隠れました(笑)

自分の居場所

 奏太朗がウチにきたばかりのころ。

 とても愛想が良くて、目が合えばとことこと駆けてきて、ちょんと両手をひざに乗せる姿に、私たちはメロメロでした。犬用のベッドとおもちゃをあげると、すぐに入って我が物顔で咥えて遊びはじめる。本当に手のかからない「いいこ」で、いたずらだってひとつもしなかった。謎にませた犬でした。誰にでも愛想が良く、しっぽを振って。でもふとした時、ひとりっきりで見せる「人間なんて何も信じてなんかいない」という顔が印象的な犬でした。

 そこから1年と3ヶ月。本人(本犬?)なりにもいろいろありつつ、ここまで仲良く暮らしてくることができました。人にも、家にも、車にも、散歩コースにも慣れてくれて、私たちは本当の家族として時間を共有できるようになっているのではないかと思うのです。もうあの「信じない」と決めたような顔をすることもなくなったような気がします。本当のことは本人にしかわからないのかもしれないけれど、私はそう信じている。

 奏太朗の居場所はここです。

 胸を張って、腹を出して、大胆に寝てもいいんです。

 たとえそれが、「私」の誕生日プレゼントとしてもらったクッションの上だとしても。

洗濯と選択肢

 仕事を言い訳に棚上げしていた掃除(棚の上とか、洗濯槽とか、奏太朗のおもちゃたちとかね)を、しぶしぶ取り掛かる。今日はこのあと、トイレのカバー類も洗濯して、しまいっぱなしの小さいテーブルも出して、きれいにしておかなくては。おっと、クーラの掃除もだ。明日は大事なお客さまがくるのです。

 どたばたと大掃除する私を不思議そうに見守る奏太朗。休憩中にすり寄ってきて甘えるのがかわいい。この子はあまりわがままも言わないし、いたずらもしない。賢い子です。なでなで、愛でめで。とろけ顏で一人っ子満喫中。奏太朗と過ごす2度目の夏のはじまりです。

 ということで、洗われたての清々しい奏太朗の写真で今日はおしまい。

 奏太朗、明日は午後から少し忙しくなるよ。だからこそいまは、ゆっくり十分に甘えてください。そして、明日迎えるこの選択肢は、きっとあなたをいまより幸せにしてくれるはずだよ。