てへぺろ系男子sとたまの日々

ゆる系男子達(犬)とたまのなんてことないライフログ

保護犬って難しいの? その1

 うわああああ〜、日曜日の雨マークに一喜一憂する、たまです。

 台風もこっちにはこなかったし、そろそろ雨が降ってほしい。

 

 さて、思うところあって本日は少し真面目なお話。

 犬好きの会話によくある「その子、何歳?」。うちのてへぺろくんたちは元保護犬なので、正式な年齢はわかりません。なのでたいてい、推定年齢をそのままお答えします。そのままお話が盛り上がって、何かのきっかけで「実は保護犬なんです」とお話する場合も。

 で、その際に言われたこの疑問「保護犬って難しいでしょう?」に本日はお答えしたいと思います。

 結論は、「犬それぞれ」です。あれ?、答えになってないかな?

 あっ、大人になった犬だって、しつけはきちんとできます。少し時間がかかってしまう子とかはいるけれど、それはまあ、性格の違いみたいなもんで。

 人だって、♬育ってきた環境が違うから〜、と歌われているように、生まれもった性質やその後の生活で、性格は変わる。大好きになって結婚できる人もいれば、ちょっとお友達になりたくないなって人もいる。犬だっておんなじ。

 犬の飼いやすい飼いにくいは何できまるんでしょうね。例えばトイレや躾がはいるかが大きいのかもしれません。そういう意味では、奏太朗は間違いなく「飼いやすい犬」です。トイレのしつけをしなくてもできていたし、おすわりやまてもできます。家具をかじったりいたずらをしたりもしません。子犬を飼ったことがある人ならわかると思いますが、あのどうしようもないイタズラ期はありません。ほんとうに手のかからない犬です。これは保護犬のすごいメリットだと思うんですよね。

 私のように保護団体さんから犬を譲渡される場合、まず犬は「里親預かり」さんが預かってくれています。ここで、それぞれの犬の性格を見極めたり、基本的なしつけをしたりしてくれています。

 だからもし、保護犬を飼いたいと思うのなら、それはお見合いに近いのかもしれない。見た目だけで選ぶのじゃなく、性格も込みで選べる。もしそこでいいなと思う子がいれば、「トライアル」として一緒に生活をしてみる。困ったことやわからないことがあれば預かりさんに相談したり、どうしても合わないと思えば、残念だけど辞退もできる。

 

 犬も人間も、生きている。心が傷ついたり、おいしいごはんを食べたり、だれかを好きになったり、安心して眠ったり。みんな、今より明日はもっと幸せになりたい。そういう根っこはみんな一緒なんじゃないかな。

 

 長くなってしまうので、本日はここらでおしまい。でも、聞いてほしいことは山ほどあるんです。ということで続きは次回。

 

 

 

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顔は大切

 朝が涼しいと二度寝が捗るな〜、どうも、たまです。

 そういえば最近、朝が暗くなってきました。だんだん日の出が遅くなる。夏至からもう1ヶ月以上だもんね。でも、さみしいなあ。

 

 さて、朝。ふと殺気を感じて目を覚ます。

 目の前にこの顔。

 あっ、ちがった。これはブルー。

 うちにいるのはこっち。

 これはちょうど1年前の永太。はじめて出会った頃、下あごのしっかりした感じから、恐竜を想像していました。

 そしてこれがチューバッカ。

 じゃなかった、永太。ちょっと前の、もさもさ写真。

 

 朝、寝返りを打つとうれしそうに飛びついてくる永太。

 ハリウッドによくいそうな顔の永太。

 

 でも、うれしすぎて、ちゅーするつもりで、噛み付くのはやめい!あと、顎クイもやめい!朝から顔が痛いんじゃ。もっと私を大切にせい。毎朝、顔が痛いのはいやなのよー。

 

 

 

 

 

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ご近所雑草図鑑5「葛(クズ)」

 最高気温34℃だった昨日、ごきげんで過ごしたたまです。

 すごーい、すずしーい。とバカみたいに何度も言っていました。ええ、バカですよね。普通の夏なら、34℃なんて「煮えるほど暑い」部類の気温じゃないですか。それが涼しく感じるってんだから、やっぱり今年は暑いよね、うん。

 

 さて、涼しいですが撮り溜め写真を使った「ご近所雑草図鑑」の時間です。

 クズですよ、クズ。

 いえ別に、ディスってるわけではありません。マメ科クズ属つる性の多年草です。まあ、いろんな人にとってディスりたくなるような植物であることは否定しませんが。

 まず、葛の素敵なところから。この植物、根にいっぱいデンプンを貯めます。それを精製して作られるのが「葛粉」。本物は超高級品です。ただ、この葛、根がめちゃめちゃしっかりしていて、ジャガイモのように簡単には掘れません。あと、繊維もしっかりしているので、掘るのも精製するのもすごく大変。そして出来上がる量はものすごく少量。いくらそこらへんに葛が生えてるからって、作ろうとはだれも思わないレベルです。

 硬い繊維を生かして糸にし、織られたのが葛布。静岡の大井川周辺で今も作られています。軽くて、光沢があって美しい。でも作るのにはやっぱり途方もなく労力がいります。

 そのほかにも漢方薬に使われたり、昔は農作業時の材料としても使われていたそうです。

 

 では全力ディスり方面からも少し。

 まずはアメリカから。1876年ごろ、飼料や庭園装飾用として展示されたのをきっかけに広まり、20世紀前半には緑化や土壌流出防止用の植物としてもてはやされましたが、繁殖力が半端ないことがわかり一転有害植物扱いに。現在では、世界の侵略的外来種ワースト100にも選ばれるほどの嫌われっぷりです。

 日本でもよく樹木に巻きついて、どうにもならなくなている風景を見ますよね。地上部のつるを刈っても根から新芽がすぐ伸びてくる。先日刈られたばかりの我が家の裏の川原でも、ほかの草はまだちいさな緑の芽くらいしか伸びていないのに、クズはすでに50cm以上にのびているやつがいるくらい。雨が降ればますます勢いを増して、草刈り以前の姿にすぐに戻してしまうのでしょう。

 日本全国どころか世界を相手に、あちこちにはびこるクズ。有用な植物なのに、簡単には使われてくれないたくましさ。生きるってすごいなあ、と思わずにはいられません。

 

 

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