てへぺろ系男子sとたまの日々

ゆる系男子達(犬)とたまのなんてことないライフログ

ただいまのお約束

 どうも、たまです。

 永太が「顎クイ」( キスをするときにクイっと顎を持ち上げて自分の方を向かせる、あのイケメン限定のやつ)をしてきます。おかげで頰から口角、顎にかけて、いつもヒリヒリしています。痛いのです。あれはイケメン限定なのです。犬のみなさんはすみやかに使用を中止してください。よろしくお願いします。

 

 さて。

 永太がヨーキーと何のmixなのか、というのは大変議論が分かれます。

 当初、預かりさん(保護犬預かりボランティアで永太を見てくださっていた方)には「チワワっぽくもある」というお言葉をいただいていました。私が初めて写真で見たときは「ビーグルか?ミニチュアダックスの線もあるぞ」と思いました。垂れ耳の印象が強くてそう思ったわけです。あとやはり、同じ小型犬で人気のあるシーズーマルチーズの可能性も捨てきれません。顎から胸にかけての真っ白な毛で、抜けにくい毛質ということを考慮すると非常にあり得るなあと思うわけです。

 うちへきて1週間の永太。眠る時だけ天使。あとはやりたい放題の無邪気な悪魔。

 一緒に暮らしはじめ、毛が伸びてくると(保護センターで手入れされていない毛を丸刈りにしてもらっていた)手足と尻尾の付け根、あと下半身の毛がくるくるウェーブになってきまして。とすると、大きさからいって「トイプードル」の線が濃い。

 うちへきて5 ヶ月半の永太。手足の毛はくるくる。顔まわりはストレート。

 トイプードル、人気だもんね。抜け毛とかあんまりないし。

 で、最近思うこと。「やっぱ、トイプーっぽい」。

 永太さん、レトリーブが大好きなんですよ。うれしい時は、何か咥えていたい。先祖が猟犬系の犬によく見られる傾向とか。プードルのご先祖様は水猟犬だそうで。

 永太は私が家に帰ると、慌てて咥えるものを探して走っていく。そして、咥えたままぴょんぴょんアピール。なでてあげようかなと伸ばした手は華麗にスルー。足元に獲物(骨つき肉風おもちゃやニモのぬいぐるみなど。最近のお気に入りはコーン付きのアイスの形をしたぬいぐるみ)を叩きつけ、さあ投げろと要求。投げてあげると喜んで取りに行く。このネバーエンディングストーリー

 おもちゃを持って行き倒れる永太。

 感動の再会は抱擁で、という私の思いはいつだって片思い。

 「投げろ、ほら、取ってきてやるから。うれしいだろ。おれ、持ってこれるんだぜ」と尻尾ぶんぶん。やる気十分の戦闘モード。

 う、うん。ありがとうね、永太。あなたの喜びの表現がそれならば、私は甘んじて受け入れます。あなたに差し伸べた手の、やり場のない寂しさを抱えながら、走り去って行くあなたの背中を見守ります。放物線の先に飛び込むあなたを、そして戻ってきても決して触れさせてくれないあなたを、じっと待っています。あなたが私に触れたいと思ってくれる、そのときまで。