てへぺろ系男子sとたまの日々

ゆる系男子達(犬)とたまのなんてことないライフログ

毎月20日はなでなでの日

 どうも、たまです。

 もうすぐ20日ですね。そろそろ準備をしなければ。犬のみなさんも、心の準備はいいですか?

 何がって思うでしょ? でもこれ、愛犬家のみなさんならわかっちゃう人もいるはず。我が家で20日とは、フィラリア症予防のお薬の日です。

 おふたりは興味ないですよね、そうですよね。ちなみにスーパーのお客さま感謝dayでもあります。欲しいものはそろそろメモって、買い忘れのないようにしなくっちゃ。

 さて、うちのかかりつけ動物病院の先生は、昨年同様、滴下タイプのお薬を処方してくれました。この滴下が、意外と大変なんですよね。特にわりと繊細な奏太朗にとっては。

 もう、薬の袋の匂いを嗅いだだけで警戒心たっぷり。薬剤を開封しようものならダッシュでベッドの下に隠れます。そこは、ルンバとてへぺろ兄弟だけの聖域だから、人間に捕まえることはできません。

 で、そうなってしまうと面倒なので、滴下の日は朝からいろいろ知恵を使って奏太朗さんを疲れさせるわけです。

 お昼寝をしそうになったら、さりげなくブラッシングのおさそい(奏太朗、ブラッシング大好き)をしたり、なでなで要求される前からなでなでサービスをしたり、もちろん散歩はゆったり長めのコースで。晩御飯も、少し焦らしつつゆったり食べていただきつつ、そこ間にこっそりと滴下のための準備(紙袋から出して滴下をする場所に隠しておく)。お腹も満ちて日中の疲れも押し寄せるころ、おちついてお膝にお招きし、さらになでなでサービス。滴下場所を確認し、そこを重点的になでなで(警戒心を解くため)。眠りに逆らえず落ちていくところで、やっとフィラリア予防薬を滴下。

 警戒するめんどくせー犬、奏太朗。

 滴下すると、まずぴょんと跳ねます。まるでまな板の上の活きのいいお魚のよう。次に、たいへん不服そうな顔で私を見る。怒りで鼻の横がぴくぴく。小さい牙もこんにちは。でも、まあ、最近は我慢してくれます(うちに来てさいしょの数ヶ月は躊躇なく噛み付いていたけれど)。終わったよと声をかけると、しばらくは聖域に籠城いたしますけれども。今年もまた、このような攻防がみられるのでしょうか。

 ん?永太さん?

 彼はあまり細かいことを気にする犬ではないので、特に騒いだりはしません。ただじっとしていることを強要されるのがキライなのと、アルコールのようなスースーにちょっとびっくりして、終了後に走り回ります。で、走っているうちに、なんで走っているのかわからなくなります。もう、ただたのしい。おもちゃをくわえて、家中をかけまわります。夜なので、お静かに!

 動物病院の先生いわく「たまーに滴下を嫌がる繊細な子、いるんだよねー」だそう。奏太朗さん、今年もやりますよ。頑張りましょうね。