てへぺろ系男子sとたまの日々

ゆる系男子達(犬)とたまのなんてことないライフログ

運び屋稼業2018夏

 どうも、たまです。

 先日の散歩で永太がまたもやひっつき虫(くっつくタイプの草の種)を収穫してきました。私、わりと田舎育ちだし、犬の散歩歴もまあまあだけれど、こんな時期にひっつき虫に遭遇したことはありませんでした。あれは秋の季語だと思ってた。

 なんか、粘りがあるかと思うほど、ひっつき力がすごいんです。永太さんの細い毛に絡まったら、実を取り外すのは一苦労だし、外したあとも、細かいトゲみたいなのが毛の中に残るし。これはぜひ、本体(実以外の葉とか姿形とか)を確認して、今後接近禁止としなくては。ということで、あえて先日と同じルートへ散歩に行きました。

 先日の実と同じものがないか探しつつの散歩。特に永太の行動範囲は要チェック。奴の身体にくっつきそうな高さを中心に探します。

 探すこと20分。あっ、発見。

 この実だ!!あれ?この葉っぱ、よく見たことがあるような。いつも散歩にいく川原にもいっぱい生えてる。白くて小さい花も、レース状の葉っぱもかわいいあの子では。

 ちなみに、私が謎を探求している間に、永太さんは収穫していました。

 鼻に乗っているのは虫ではありません。ひっつき虫です。ああ、ややこしいな。虫じゃなくて、草の実です。

 

 で、自宅に帰って検索。正体を発見しました。

ヤブジラミ - Wikipedia

 すごい名前だな、これ。お花も葉もすごいかわいくて、好きだったんだけど。オオイヌノフグリよりもダイレクトにやばそうな名前だ。

 今まで花や葉は見ていたのにくっついていなかったのは、川原では実が比較的高い位置に付いていたから。周りの雑草と一緒にどんどん背を伸ばしていて、奏太朗や永太の身長より上に実ができていたから。でも、今回の散歩道は日当たりが悪く、雑草の背丈も全体的に低かった。だからくっついた。

 

 永太の毛にしっかり食い込んでいた実を、私が一生懸命取り外す。実は、それまで

生えていた場所を離れ、新たな地を得る。そこで様々な苦労をしながらも、芽を出し大きくなるのでしょう。彼らの世界を拡げる運び屋として、永太と私は組み込まれている。きっと今回もいい仕事をしたのでしょう。私たちが散歩をしたあとは、ひっつき虫の育つ道ができる。

 これからも、運び屋稼業は続きそうです。でも、あのかわいい花の名前がこんなにもグロく、あんなにもしつこくくっつくものだとは知らなかった。いい勉強になりました。こうやってみんな成長していくんだなあ。

 

 

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