てへぺろ系男子sとたまの日々

ゆる系男子達(犬)とたまのなんてことないライフログ

奏太朗、断食の思い出

 いまさら録画していたNHKの正月時代劇「家康、江戸を建てる」前編を見終えて、作中あまりにもおいしそうにおにぎりを食べる演者さんに刺激されて塩むすびを作ってしまった、たまです。

 なんなんでしょう。ここのところ、テレビでおにぎりを美味しそうに食べるのが流行っているんでしょうか。そいでもって、それを見るとおにぎりを食べずにいられなくなる呪いが私にかけられているとでもいうのでしょうか。まったく。

 

 さて、食べ物つながりで奏太朗の断食の思い出。

 あっ、二日続けて下痢の話になってごめんなさい。

 もう随分前、奏太朗が下痢になりまして。ちょっと調子に乗って食べすぎたのかなという気もしたので、24時間絶食にチャレンジ。

 永太には奏太朗から見えない場所でご飯を食べてもらって。奏太朗は撫でたり話しかけたり。

 だけど、奏太朗はさっさと私の膝から脱出していつものご飯場所へ。ピシッとおすわりをしてごはん待ちポーズ。私の目をじっと見る。

 奏太朗、ごめんね。今日はお腹の調子がよくないみたいだし、少し食べるの我慢しようか。と、抱き上げるもまたしても私の腕からすり抜けごはん待ちアピール。

 そのうちごはんを食べ終わった永太が合流。兄ちゃん撫でてもらっててうらやましい。おれもーってな感じでなんだかわちゃわちゃっとなってなんとなく1回目の絶食は終了。

 24時間絶食のため、1日2食の奏太朗にはもう一度絶食が必要。ということで2度目。

 再び永太には別室でお食事してもらい、私は奏太朗をだっこ。やっぱり奏太朗は私からするりと離れてごはん待ちポーズで私の目を見る。

 その表情が、もうね。少し甘えるような、でもものすごい不安そうで。聞こえてくる気がしたのです。

「ねえ、またごはんもらえなくなっちゃうの?」って

 

 奏太朗は元保護犬です。我が家に来た頃はひょろっひょろに小さくて毛もいまみたいにふさふさじゃなかった。

↓うちにきて2ヶ月の奏太朗。

↑うちに来たての奏太朗

 歯はみんな大人の歯だったので、子犬だったわけじゃない。体重も少し増えたけど、体長は伸びた感じしないし。性格も大人っぽく落ち着いて、自分のこともどこか他人ごとっぽく応じるような子でした。

 ここからは私の想像。

 奏太朗は、きっと望まれてどこかのご家庭に買われて行ったんだと思う。躾もちゃんとしてもらって、かわいがって、ちゃんと愛してもらっていたんだとおもう。最初は。でも、いつしか飽きられちゃったのかな。ごはんもちゃんと貰えなくなって。それである日、知らない場所にぽいっと置かれて。

 

 で、もしもそんな過去があったとして、それでウチへ来て、いろいろあってやっと少し甘えられるようになって。ごはん食べて遊んで寝てぬくぬく安心して暮らしていて。

 突然、ごはんが貰えなかったら。

「ねえ、またごはんもらえなくなっちゃうの?」って

 こんな悲しい気持ち、ありますか?そんな不安な気持ちにさせるなんて、私には耐えられない!

 だがしかし、この断食は奏太朗のためでもあるのです。ここで日和っては奏太朗のためにもならない。ぐぐっとこらえろ、自分。

 

 その甲斐あって奏太朗はお腹は治りましたが、なんだか私はとってもやるせなくって、もう、断食なんてさせたくないなあと思うのです。奏太朗も。永太も。

 だからお願い、てへぺろ兄弟。なるべくお腹は壊さないで。私は食べさせすぎたりしないよう注意するし、拾い食いとかもさせないように気をつけるから。いや、拾い食いは自分せしないようにしてよ!特に永太さん!

 

↓いまはもふもふの奏太朗に、よくがんばったねのクリックお願いします。

にほんブログ村 犬ブログ チワワへ
ほかのチワワブログもみちゃう?→にほんブログ村