台風から遠い名古屋ですが、昨日は風が強かったり、時折すざましい雷が鳴ったり、窓を洗うような雨が降ったりと不安定な1日でした。それでも、こうやって少しずつ季節は動いていって、気づけば私の苦手な冬になっているのかな。
さて。季節が巡るといえば。
昨年までの奏太朗は、腕とお尻の飾り毛を少しカットする程度で、それ以外の場所は手をつけることなく夏越ししていました。
しかし今年の夏は。新型コロナウィルスのせいで時間を持て余した飼い主が、「ちょっとだけね」なんぞとつぶやきつつカットをはじめ、左右のバランスが悪いなどといいながらじょきじょききった結果、謎のサマーカットもどきにされてしまったのでした。
でもね。一度目(5月末ごろ)のはまあ、かわいかったんですよ。問題はそのあと。6月半ば、蒸し暑さと時間の流れのおかしさに撹乱された飼い主は、奏太朗をさらに短くカットしてしまったのです。
なまじ一度目が(比較的ね)かわいくできたので、調子こいてしまったのです。それで、「目標はポメラニアンアイドル俊介くんみたいな柴風カット」を目指したわけなのですが。
そもそも、「奏太朗はポメラニアンじゃない」うえに「カットをしているのが素人の飼い主」。作ろうと思った料理の素材が全然間違っている感じ。カレーを作りたいのに素材で用意したルウがミルクシチューの素、みたいなわけですからうまくいくはずがありません。どうです。上二つのサムネイルを見比べて見れば一目瞭然。なんとまあ、残念な仕上がりよ!
それでも神は、奏太朗を見捨てたりしなかった。季節は巡って、いよいよ復活の時です。
そうでしたそうでした。奏太朗の飾り毛は、それはもう律儀に伸びてくるのでした。
でもね。この夏切ったのは飾り毛だけじゃなかったからさ。心配していたのよ。それがこの見事なまでのふさふさ感。ああ、よかった。
やはり(毛関係の)大抵のことは時間が解決してくれるのですね。
ということで目下切られすぎ気味の永太の顔まわりの毛も、早く伸びておくれ。トトロのどんぐり並みにはやく伸びてくれてもかまいません。
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