てへぺろ系男子sとたまの日々

ゆる系男子達(犬)とたまのなんてことないライフログ

兄は頑張っている?

 『鬼滅の刃』は、1年ほど前にアマゾンプライムでアニメを見ただけ、まだ映画も見ていなければ原作も当たっていないニワカ、たまです。

 映画も大ヒットのようですし、とすれば続きも何らかの形で映像化されるのでしょう。アニメから入って、背景の美しさも気に入っていた私としては、あまり焦って先を追わず、ゆっくりと物語を楽しむのもありかなあとのんびり構えております。

 

 さて、なぜ今日こんな話から始まったかというと。

 鬼滅の刃の主人公炭のセリフ「俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった」の話がしたいわけです。

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 さて。私は長女です。長子と言ったほうがいいかな。そして「おねえちゃんなんだから我慢しなさい、教えてあげなさい、○○してあげなさい」と言われまくって育ちました。そして、我慢してもなにをしても、「当たり前でしょ」と思われるばかりで「お姉ちゃん偉いね」などと言われることは皆無なわけで。

 大人になって、その理由についてちょっとわかった気がしたのです。というのも、うちの両親は二人とも3人兄弟のかわいいかわいい末っ子。私の妹も末っ子。我が家は、基本「末っ子」目線で運営されていたのです。母なんぞ、「下の子はねえ、お下がりばっかりでかわいそうなのよ」なんて言いながら妹に新しい服を買ってあげていました(私はいとこのお古着せられていたのに)。ま、こういうのって、時代もありますよね。現代ならきっと、お下がりばっかりなんてこともないだろうし、兄だから妹だからって言い方はあんまりしないんじゃないかな。

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 そんな私にとって炭治郎の「長男だから」は、涙なしには聞けないセリフでしたね。長男であることと頑張れること、本当は何の関係もない。次男だったて次女だって、頑張れる子は頑張れるのに。そして頑張っても見返りも何もないのに。それでも長男だからがんばっちゃう。

  そして私は、炭治郎がそういって頑張ってくれたことがとても嬉しかった。自分の子供時代の頑張っていた気持ち(そのことを評価されたことはなかった)を、肯定してくれたようで、嬉しかった。お兄ちゃん(お姉ちゃんも)はこうやって頑張っているんだよ、って声を大にしてみんなに言ってくれてうれしかった。なかなか自分では「お姉ちゃん、頑張ってるんだよ」とは言えないからね。

 

 さて、我が家のてへぺろ兄弟のお話。

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 てへぺろ兄弟におかれましては、基本的に平等がモットーの現代的な家庭のつもりです。ま、本人たちはどう思っているかわかりませんが。兄として頑張ってもらったりしていることはないと思うのだけど、どうだろう?

 

 ただ、永太が奏太朗を襲って怪我をさせて以来、「奏太朗のほうが上」という順位だけは理解してもらえるよう努力しています。ご飯も散歩も、奏太朗が先、永太はあと。この点だけはしっかりと。もう、流血沙汰は御免だからね、永太!

 

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