てへぺろ系男子sとたまの日々

ゆる系男子達(犬)とたまのなんてことないライフログ

あるいは希望

 ひと雨ごとに少しずつ涼しくなっていくと、あのつらかった暑ささえ恋しく思う、たまです。

 あんなに「体温以上の暑さは辛い」とか言っていたくせに、喉元過ぎればなんとやら。やはり夏生まれ夏好きの私としては、「夏が終わってしまう」という事実が淋しいのです。

 

 さて、話はすっかり変わって。

 散歩バッグとハーネスが変わり、昨日はよそのわんこさんとのすれ違いも成功(永太が吠えなかった! しかも2回も!)し、とてもうれしかった飼い主。今朝も、エレベーターの乗り降りも大人しくできて、スリングのように外が見えないこのバッグを購入して本当に良かったとこっそり歓喜。やはりこっちのほうが永太も落ち着けるんだね。早くこうしてあげなくてごめんね、と思っていました。

 散歩開始しばらく後、正面からやってきたボストンテリアくんにギャン吠えするまではね。

 あああああ。昨日吠えなかったのは奇跡だったのか。そもそも、永太は立ち耳系わんこさんにはよく吠えるよなあ(昨日成功したのはミニチュアダックスシーズーでどちらも垂れ耳系だった!)。

 オレはやったぜ的な顔をするんじゃない。飼い主は怒っているのだぞ!

 よく考えてみれば、キャリーバッグが変わったなんてささやかなことを気にするような、繊細な犬じゃなかったな永太は。きっと昨日はすれ違ったことにも気づかなかったとかなのかもしれない(あるいは小さい犬が得意じゃないから見なかったふりをしたのかも)。なのに飼い主ときたら、あんなに喜んじゃって、めっちゃ褒めちゃって。永太だって褒められて嬉しそうな顔してたくせに、なにさ!

 などと、勝手に裏切られた気持ちになって凹む飼い主。

 そもそも私は、すぐに期待してしまいがちなんだよなあ。永太のてんかんのことだってそう。いろいろ試行錯誤したりして、調子の良い日々がつづいたりなんかして、心の奥底で「もう二度とあんなことは起きないんじゃないか」とこっそり期待してしまう。その試行錯誤が、実はなんの役にもたっていなかったりする可能性の方がずっと高いのに。

 それでも。やっぱりてへぺろ兄弟には、ほんの少しでも多く快適に暮らしてほしいから、あれやこれや自分の中でルールを作ったり試行錯誤をしたりしてしまう。そして

時折(吠えに関してはしょっちゅう)絶望する。その繰り返し。それでも、凹んでいる時間より、一緒にいられてうれしい時間の方がずっと長いから、私はまた試行錯誤して、期待してしまう。その繰り返し。

 

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