日曜日、
冷水筒と本を買いに行って、何も買えずに帰ってきた、たまです。
冷水筒は2Lのものが欲しかったのだけれど1.6Lしかなく断念。本屋さんはレジまでながーい行列ができていたので、やっぱり断念。
うっ。私もちょっとそう思ってた。いいもん。空いてる時にもう一回いくもん。
しかしなんであんなに本屋さん混んでいたんだろう?
もちろん、本屋さんが混んでいることは、とてもうれしい。本屋さんでうろうろと本を物色する時間は、私にとってプライスレス。あの知識欲と好奇心が入り混じった時間を決して失いたくはないのです。
で、この時期本屋がこむ理由。あ、夏休みの読後感想文の本を買う季節だ!
わたくし、本を読むのは大好きな子どもでしたが、読後感想文は大変苦手な子どもでした。指定文字数が埋まらなくて、本のあとがきを何度丸写ししたことか(←絶対ダメなやつ)。
で、なぜ苦手だったのか。本を読んだ感想を人に知られるのがいやだったからです。はい。
今でも、自分の本棚とかミュージックライブラリとかを見られるのは恥ずかしいから嫌だなあと思う。もちろん、一冊を取り出して友人に勧めるとかは平気なんだけれど、全体を俯瞰して見られるのが嫌で。顔とか手とか見られるのはいいけど、素っ裸になるのは嫌っていう感覚に近いかな。
本の一部分の感想を言うのは全然アリなんですけど、全部の感想を言うと、自分の恥部(他人に見せたくない部分)まで晒しちゃうことになりかねなくて、それが怖い。
そうね。私のどろんどろんな感想なんて、だれも欲していないというのに気づかず、ひとり恥ずかしがって苦手だと思っていた読後感想文でした。
でも、今でも手元に残している本とも出会えたりする良い機会でもありました。自分の好きな作家や作品だけでなく、その枠からはみ出した作品に出会うって、強制でもされないとできないもんね。
大人となったいまでは、そんな宿題があったことに、少しだけ感謝をしていたりするのでした。
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