てへぺろ系男子sとたまの日々

ゆる系男子達(犬)とたまのなんてことないライフログ

過去と未来

  足指の爪って、なんか健気ですよね。どうも、たまです。

 手の爪って、乾燥で割れたり静電気の衝撃で欠けたりささくれたり。粗末に扱うと伸びてきてすぐにトラブルを起こす。しかも、手を洗った時にタオルに引っかかったり、ちくちくと痛かったりと主張も激しい。

 その点、足指の爪はたいへんおとなしい。じっと耐えてる。(そして、巻き爪や二枚爪など取り返しのつかないようなことになったりもする)。あまりに我慢強いので、ついケアを先送りしてしまいがちだ。素足を見せることのない冬はなおのこと。

 ま、奏太朗が我慢強いかどうかはさておいて。

 本日は奏太朗の話。

 

 奏太朗は、長いものが苦手です。

 まだ我が家にやってきたばかりの頃、高速SAでみつけたチンアナゴのぬいぐるみを見せたときに判明しました。あ、このぬいぐるみ、奏太朗でもぎりぎり咥えられそうな細さで、長さはまあ、子どもなら振り回しそうなくらいの長さの代物だったのです。これに随分怯えまして。

 最初は、「小さい動物だけあって、本能的に蛇みたいな長いものが苦手なんだなあ」と思ったのですが、どうも違うっぽい。(その後散歩でどでっかい蛇に遭遇したけれど別に怯えてはいなかった。あと、置いてある棒も平気。人間が持った時だけがダメ。)

 奏太朗は元保護犬。なので、我が家にくるまでどんな家でどんな風に育ったのか、過去についてはわかりません。でも、一緒に生活していれば、うっすらと見えてくるものがある。人間が手に持つ長いものが苦手な奏太朗。あと、子どもも苦手。そうなるべくした過去があったに違いない。そんな結果が透けて見える。

 幸い我が家は子どももいないし、棒っぽいものを振り回すような必要もなし。

 まあまあそんな顔しないで。その子、普段はそんなに危険でもないんですよ。今もほら、あなたのことを信頼して、お尻をくっつけて寝ているじゃない。

 奏太朗が我が家にきてくれてほんとうによかった。これからの未来、苦手なものが増えないように、しっかりと守っていきたいとおもう。

 現在には、怒りを感じるような悲しいことがたくさんある。でも私にできることには限りがある。怒っても解決しない。ただ、できることをやるだけ。そう、ちょっとだけ無理して未来に指を伸ばして、できることに手を差し伸べ確実にする。それだけ。

 

 ねえ、奏太朗。そんな頼りない飼い主だけれど、あなたはずっとずっと、ここにいてね。安心して暮らせるようにするから。ね?

 

↓ あ、もちろん永太もずっとここにいるんだよ。てへぺろ兄弟は一緒なんだよ。ということで、本日も読んだよのクリックお願いします。

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