てへぺろ系男子sとたまの日々

ゆる系男子達(犬)とたまのなんてことないライフログ

金木犀の追憶

 近所の金木犀が満開になりました。とってもいい匂い。ああ、秋がやってきたんですねー。どうも、たまです。

 

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 そして、ダッシュして通り過ぎたよね、永太。

 

 思えば金木犀の香りを「いい匂い」と認識するようになったのはいつ頃からでしょう。

 子どもの頃の思い出。通学路で金木犀の香りの下を通る時、「うわー、トイレのにおいー。芳香剤のにおいー。くせー」なんぞといいながら駆け抜ける子どもが多々おりまして。

 私自身は、トイレの匂いだとは全然思わなかったし、なんなら金木犀の匂いをきちんと認識すらしていなかった。ただちびっこたちがトイレの匂いだというのを真に受けて、なんとなくそうなのかなあと思いながら大人になりました。

 今調べてみたら、昔はトイレのそばに金木犀を植えるおうちが多かったんですってね。で、それにならってトイレの芳香剤も「キンモクセイの香り」の商品がよく売れていた、らしい。その結果、私が子どもの常識として、トイレ=キンモクセイの香りという図式が作られたらしい。(うちはそれ使ってなかったのでそういう認識はないのだけれど)。

 子ども心に、「キンモクセイの匂い」=トイレの匂い=くさいという図式ができあがっておりました。これは金木犀にとって不名誉な図式なのではないかと思う。実際2000年代には大手メーカーも「キンモクセイの香り」の芳香剤の製造をやめてしまったみたいだし。

 

 だから、ということはないのだけれど。

 大人になって再会した金木犀の香りをいい香りだと思う。そして同時に、男子たちにあそこまで悪し様に言われていて気の毒な花だな、と思っていたあの頃のことを思い出す。

 

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